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ワードサラダ

ワードサラダとは、文法的には間違いはないが、言葉の文脈が支離滅裂であるため意味の通じない、システムによって自動的に生成されたWebページやブログ記事のことを言います。

近年、同じコンテンツから大量にサイトを作った場合、そのほとんどがミラーサイトとして認識され、検索エンジンの評価を受けないことがわかっています。

そのため、コンテンツの意味の違いではなく、テキスト内容や配列の違いで差をつけたコンテンツが外部リンク用のサイトのコンテンツとして使用されるようになりました。

この方法は、SEO対象サイトに外部リンクを大量に増やす上で、コンテンツの整合性や意味が通るかどうかを考える手間や時間をかけずにでき、しかもコンテンツの文脈を理解できない検索サイトからテキストがリッチなサイトであると評価されてしまいます。

YahooやGoogleなどの検索エンジンでは、ワードサラダのようなオリジナルのコンテンツがほぼ存在しないページを大量に作成し、
それらを公開する行為に対して厳重なペナルティを課す事を明示しており、ワードサラダ化しているサイトは人的なチェックでペナルティを与えられている可能性があります。

パーソナライズド検索

パーソナライズド検索とは、特定のPCや携帯端末などから検索されたIPや地域情報から、そのユーザーの嗜好に合った検索結果を表示しようというものです。

パーソナライズ検索はユニバーサル検索とも呼ばれ、これまで検索順位が上がりづらい地方の小規模Webサイトであっても、地域情報を参照し、Googleが自動的に選出するので、従来のSEOの概念を覆す大きな機能となっています。

パーソナライズド検索におけるSEOの位置づけは、ソーシャルメディアとともに大きな変化になる可能性があります。

クローキング

クローキングとは、純粋な検索ユーザーによってアクセスしてきた場合と、検索結果上位を狙いたいキーワードばかりが多く含まれている人間がアクセスしてきた場合とは異なるHTMLを表示することによって、検索エンジンからの評価を高める行為です。

仕組みとしては、サイトへ訪れたブラウザのIPアドレスやユーザーエージェントをサーバーサイドスクリプト言語で判別することで純粋な検索ユーザーがアクセスしてきたのか、ロボットによるがアクセスしてきたのか判別し、検索エンジンには、SEOに特化したキーワードを多く含むテキスト中心のページなどを見せるようにする方法です。

この手法は、明確なスパム行為であり、発覚した場合は大幅に順位を落とされるか、検索の対象から削除されることもあります。

アンカー分散

アンカー分散とは、アンカーテキストによる外部サイトからのリンクを貼る際に、検索結果上位を狙いたいキーワードを機械的な同一なキーワードではなく、画像リンクやタイトルタグやなどリンクの形態を分散させた形でリンクを張る事です。

通常、外部から自然に張られたリンクであれば、ページタイトルや関連キーワードがアンカーテキストになり、またはURLがアンカーテキストになったりと分散されるのでアンカー分散は効果的なSEO対策といえます。

例えば、SEO対策というキーワードの場合、”SEO対策サ―ビス”、”SEO対策”、”http://sync-g.com”、”SEO対策はこちら”、”SEOブースター”といったようなURLやキーワードや文章、サービス名などの別々のアンカーになります。

機械的な同一キーワードから大量に被リンクされている場合、検索エンジンから不正リンクと見なされペナルティを受ける可能性があるため、アンカー分散を意識する必要があります。

ワンクッションリンク

ワンクッションリンクとは、SEO対象サイトに対し検索順位を上げたいキーワードによって直接外部からリンクするのではなく、静的なサイトやブログを中間にワンクッション置いてから、検索順位を上げたいサイトのSEO対象サイトにリンクをさせる、あるいは301リダイレクトさせるという段階的なリンクをさせる方法です。

様々なサイトから直接メインのサイトに被リンクを張るととして検索エンジンに不正と見なされ、ペナルティの対象となる可能性や関連性が薄いサイトからの直接の被リンクがマイナスに働く可能性がありますが、その中間に子サイトを用意する事で、より関連性が高く、質の高い被リンクをメインサイトに流せるため、ペナルティの可能性が低くなることになります。

リンクビルディング

リンクビルディングとは、SEO対象サイトに対し、他のWebサイトからの被リンク(バックリンク)を獲得するための一連の施策のことを指します。

検索エンジンの最適化においては、多くの被リンク数を得ることも重要ですが、検索エンジンに高い評価を受けているWebサイトからの
リンクを得ることや、リンクのアンカーテキストや被リンクタイミングなど様々な要素が必要になります。

無差別な相互リンクなどにより不自然な被リンクは、検索エンジンによってペナルティの対象となっているため、できるだけ自然な形での
被リンクを獲得することが検索順位に大きな効果を発揮するため、被リンク獲得するために必要な施策を多面的に行うということでリストビルディングという考え方がされ始めました。

リッチスニペット

リッチスニペットとは、Googleが2009年に発表した、Web検索の結果ページにWebページの要約文を表示させることができる拡張機能のことです。

リッチスニペットを表示させることで、Webページのテキストから抜粋したスニペットに加えて、その対象サイトで販売している商品や価格、クチコミなどのユーザーからの評価などの付加情報も表示させることができます。

そのため、ユーザーは検索結果ページである程度の情報が得られるため、効率的にWebサイトを見つけることができるようになります。

リッチスニペットの表示には、ウェブページに埋め込まれた構造化データが必要になり、Microformats、RDFaという標準フォーマットのタグをページ内に埋め込む必要があります。

http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.com/2009/11/blog-post_19.html

パンダアップデート

パンダアップデートとは、2011年2月25日に検索エンジンのGoogleにて実施された大規模な検索アルゴリズム変更の一連の改変のことを指し、SEOの流れが大きく変わったアップデートのことです。

大きなアルゴリズムの変化としては、他のサイトのソースコードやコンテンツをコピーしただけのサイトを、ユーザーにとって不利益なwebサイトとして認識し、評価を下げるというものです。

複数のサイトにある同じ内容が検索エンジンに評価されてしまうと、検索の質を大幅に低下させ、場合によっては、オリジナルで制作された良質なコンテンツ価値あるwebサイトの検索表示順位を下げる可能性があります。

そのため、コンテンツのオリジナルとなるサイトの特定とコピーサイトを明確に分け、評価をつける検索アルゴリズムのアップデートが中心とされています。

ちなみにパンダ・アップデートとは、コードネームであり、正式名称ではないそうです。

スクレイピングサイト

スクレイピングサイトとは、外部のhtmlファイルから部分的にコンテンツを収集し、自身のhtmlファイルのコンテンツとして使用しているwebサイトのことです。

スクレイピングサイトにすることで、自動的に外部のhtmlファイルのデータを収集できるので、工数をかけずにコンテンツが増えていきます。

しかし、こういった形で類似したコンテンツのサイトが検索に表示されることは、検索をするユーザーにとっては有益なコンテンツであるとは言えず、Googleなどの検索エンジンはこれらをスパムサイトとして排除する指針を取っています。

ウィジェットベイト

ウィジェットベイトとは、ブログパーツやアクセス解析、アクセスカウンターなどに検索結果上位を狙いたいサイトへのリンクをユーザーにわからぬように忍ばせておき、外部被リンクを集めるSEO手法です。

主な方法としては無料でアクセスカウンターなどのウィジェットを配布して、設置されたサイトから被リンクを得るというものです。

この手法による外部被リンクは、利用者の意図した形でアンカーリンク(アンカー分散)が張られることが好ましいため、多様した場合にはペナルティの対象になる可能性があります。

しかし、ユーザーにとって有益なウィジェット内の被リンクやウィジェットやウィジェットが貼られるサイト自体と関連性の高い被リンクについては、一定の評価がされるのではないかという意見もあり、賛否両論があります。

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